経営基盤とは

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このページでは私どもが考えている経営基盤について、わかりやすく説明させていただきます。

 経営基盤とは、継続的に顧客のニーズに適合した製品・商品・サービスを適正価格でタイムリーに製造 (制作)・販売することができる仕組み、ルール、経営者・社員の意識や考え方(組織風土)と考えています。そして、経営基盤を具体的に次の3つの構成要素で捉えています。

【経営基盤の3つの構成要素】
 (1)経営トップによる明確なビジョンの提示・最適な意思決定
  経営トップが明確なビジョンを提示し、それに基づいて経営戦略・経営計画の策定、年度予算の提示を行い、社員に周知徹底させる必要があります。これら一連の経営戦略策定プロセスがうまく機能すればいいのですが、往々にして焦点のぼやけた戦略・経済環境を無視した前年度対比重視の予算・アクションプランが見えてこない部門予算などに陥ってしまうことがあります。
 そうなりますと、個々の社員にとってはどんな方向性で、どのような顧客に対して日々のアクションプランを組立て、業務活動を行えばいいのかわからなくなります。また、そうした状況は社員に対してどのような成果を出せば評価されるのかも曖昧にさせてしまいますので、企業全体の活動も覇気に乏しく、統一性を欠き、当然ながら企業業績も伸び悩みとなってしまいます。
 以上のように、企業の活動方針・活動の評価基準を明確にし効果的かつ効率的な企業活動を生み出すために、ビジョン・戦略の明確化は極めて重要なプロセスということができます。

  (2)組織による的確で迅速な戦略の実行
  経営トップから優れたビジョンと戦略が示されても、それが組織によって実行され、期待した成果を導き出せなければ「絵に描いた餅」に終わってしまいます。そのため、経営戦略に適合し、役割・権限・責任を明確に分担した組織編成と組織ルール、部門活動が迅速にフィードバックされる業績評価制度、効率性または効果性に秀でたビジネスプロセス、並びにそれらを支える情報システム(IT)などが必要となってきます。
 また、企業では多くの会議が行われますが多くの時間を費やす割には結論がでないまま「次回持ち越し」となるケースも少なくないようです。会議の目的はメッセージの伝達か意思決定のどちらかですが、それぞれの目的に応じて運営方法を明確に定める必要があるでしょう。また、組織内のおける意思決定として稟議プロセスも発議から決議までのプロセスと所要時間に問題はないか検証することも重要なことです。

 (3)社員の自律性・創造性の向上
  優れたビジョンと戦略が効率的な組織によって迅速に生み出され、それが効果を上げても社員が上から押しつけられたノルマで馬車馬のように走り続けているというのであれば、一時的な企業業績の向上は望めても継続的な成長は無理なのではないでしょうか。
 やらされ感や押しつけ感などではなく、社員自らが内発的動機を鼓舞しながら、ノルマではない目標を掲げ、目標に向かって自律性と創造性を発揮しながら全力で取り組んでいくというのが望ましい姿ではないかと考えます。最近、創発的戦略という言葉を聞きます。創発的戦略とは意図して策定した戦略ではなく、顧客との最前線に立つ現場の社員の最適な環境適合の結果、生み出された戦略というものです。いうまでもなく、創発的戦略が生み出されるに十分な権限委譲、挑戦を尊重し評価する人事制度、命令ではなく支援などのソフトなシステム、並びにグループウエアやナレッジマネジメントを支えるハードなシステム(IT)がその基盤として必要となります。

 

【経営基盤の3つの構成要素を強化するための施策】
 
経営基盤の3つの構成要素を強化するための施策を下の図に表してみました。他にもいろいろな方法が考えられると思いますが、参考になさってください。
 また、下に表した施策は網羅的なもので、実際に企業でどのような施策を講じたらいいのかはその企業の業種 ・業態、規模、経営者の思い、経営風土、社員の情報リテラシー、企業の成熟度などを総合的に勘案して決定することになります。

 


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